どうも、格安SIM大好きricky(@papa_torisetsu)です。
ぼくは大手キャリアとの併用期間も含めると、かれこれ2年以上は格安SIMを使っています。
そして、通信速度やサービス的にも問題ないことを確信できた1年前に、家族まとめて格安SIMに移行しました。
いま契約しているのは、「IIJmioのファミリーシェアプラン」です。
選んだポイントは複数枚のSIMカードを家族でシェアできることと通信の安定性でしたが、この1年でも多くのMVNOが誕生したので、またプランを見直してみようと考えています。
最有力候補は、いまサブSIMとして試験運用している「LINEモバイル」です。
主要SNSの通信量がカウントフリーな点が魅力的なのと、何より通信速度が驚くほど速いです!
今回は、我が家の使い方にとってベストなのはどちらなのか、検証をしてみたいと思います。
目次
我が家のスマホ事情
まずはじめに、我が家のスマホの使い方をご紹介します。 IIJmioでは、直近30日間のデータ通信量を日別で確認できるので、実際にどのくらい通信をしているのかも調べてみました。
- いつでもどこでもネットを使う超ヘビーユーザー。
- 仕事中の外出時、休日外出時はテザリングしてPC利用もあり。
- 自宅と会社ではWi-Fi利用。
直近30日間のデータ通信量:7.2GB
- 使うアプリはSNSメイン。あとはLINEマンガとマンガボックス。
- 外出中は子供がいるのであまりスマホはいじれない。
- 自宅ではWi-Fi利用
直近30日間のデータ通信量:1.8GB
また、IIJmioに乗り換えるタイミングで、なんとこれまで携帯を持っていなかったという義母にも格安スマホをSIM付きでプレゼントしました。
孫の写真や動画をいつでも見ることができる、と喜んでくれています。
- 娘とのLINEやり取りのみ。
- LINEだけできればよいので、データ通信専用SIMを契約
直近30日間のデータ通信量:0.3GB(※)
※義母の分は、低速通信モードにしています。IIJmioでは、低速通信モードでの利用分は契約プランのデータ通信量からは差し引かれないという裏ワザ(?)があります。
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現在(IIJmio)の料金
IIJmioのファミリーシェアプランとは
このプランの魅力は、月間データ量上限の10GBの範囲内の利用であれば、SIMカードを最大10枚まで利用できる点です。
我が家のように夫婦+実家の両親で使うこともできますし、タブレットPCなどと併せて利用することももちろん可能です。
IIJmioのファミリーシェアプランの月額料金のスペックは以下の通りです。(記載金額は税抜)
- 基本料金(データ通信10GB):2,560円
- SMS機能のみ追加:140円/枚
- 音声通話+SMS機能追加:700円/枚
- 4〜10枚目のSIMカード利用:400円/枚
- SIMカードを追加する際は1枚につき2,000円の手数料が発生します。
- 音声通話機能付きSIMカードのご契約はお一人様5回線までの上限となります。
- 新規申し込みと同時に申し込めるSIMカードは最大3枚です。
4枚目以降は、サービス利用開始後に会員専用ページの「SIMカードの追加」ページから申し込み可能です。
契約名義には注意が必要
一点、注意すべき点として、IIJmioでの契約名義は統一させる必要があります。
例えば、いま夫婦ともにdocomoを契約していて、夫婦それぞれ個人の名義での契約となっている場合、どちらかの名義に揃えてからIIJmioに乗り換える必要があります。
名義変更は証明書の用意があれば簡単に手続き可能です。
※MNP(番号そのまま乗り換え)の必要がない場合は旧キャリアで名義変更する必要はありません。
IIJmioの料金明細
実際に夫婦+義母で利用した際の実際の料金明細がこちらです。
項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
月額基本料(ファミリーシェアプラン) | 1 | 2,560円 | 2,560円 |
音声通話機能付帯料(夫+妻) | 2 | 700円 | 1,400円 |
通話料(夫+妻) | 1 | 870円 | 870円 |
留守番電話利用料(夫) | 1 | 300円 | 300円 |
ユニバーサルサービス料(夫+妻+義母) | 3 | 3円 | 9円 |
合計 | 5,139円 |
はい、3人で5,139円です。
いかがですか?めちゃくちゃ安いですよね!!
我が家の場合、大手キャリア(ソフトバンク)の時の料金が夫婦併せて月20,000円だったので、ひと月あたり15,000円、年間に換算するとなんと180,000円の節約に成功しました!
年間180,000円の節約って、食費や交際費で実現しようと思ったらかなりキツくありませんか?
毎月出ていく固定費を見直すことが、家計の節約にとって最重要ということを身に沁みて感じました。
しかも、大手キャリアから格安SIMにしたところで、使い勝手が悪くなったと感じたことはほとんどありません。
頑張って節約したというより、むしろ得した気分です!
さらに、義母用にもSIMカードがプレゼントできているわけです。先ほどの表を見ていただくとわかる通り、義母分の実質月額コストはユニバーサルサービス料のみなので、たったの3円ですw
LINEモバイルに変えた場合の料金はどうなる?
IImioでは、3人で5,139円で済んでいる通信費、LINEモバイルに変えた場合はどのくらいになるのでしょうか。
まずはLINEモバイルの料金プランについて説明します。
LINEモバイルの料金プラン
LINEモバイルには、3つの料金プランがあります。
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSIC+プラン
ひとつずつ紹介していきます。
LINEフリープラン
LINEフリープランは、月額500円でデータ通信容量1GB、LINEアプリの通話・トークが使い放題となるプランです。
LINEでのコミュニケーションが中心のライトユーザーに向いています。
コミュニケーションフリープラン
コミュニケーションフリープランは、LINEに加えて、Twitter、Facebook、Instagramも使い放題となるプランです。
データ通信容量は3GB/5GB/7GB/10GBの中から選択可能です。
MUSIC+プラン
先日発表されたばかりのMUSIC+プランですが、コミュニケーションフリープランの4つのSNSに加えて、音楽ストリーミングサービスも使い放題となるプランです。
現状、対象となる音楽ストリーミングサービスはLINE MUSICのみとなります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
LINEモバイル料金比較表
上記3プランのカウントフリー(使い放題)となるサービス、データ容量、月額料金を一覧にしてまとめました。
プラン名 | カウントフリー対象 | データ容量 | データSIM(※) | 音声通話SIM |
LINEフリー | LINE | 1GB | 500円 | 1,200円 |
コミュニケーションフリー | LINE |
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 | ||
7GB | 2,300円 | 2,880円 | ||
10GB | 2,640円 | 3,220円 | ||
MUSIC+ | LINE LINE MUSIC |
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,720円 | ||
7GB | 2,700円 | 3,280円 | ||
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
※データSIMについて、LINEフリープランの場合はSMS機能なし(+120円で追加可能)。コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランの場合はSMS機能付き。
LINEモバイルのプランの選び方
LINEモバイルには複数枚SIMのプランは無いので、ひとりずつプランを組んでいきたいと思います。
冒頭でご紹介した、我が家のスマホの使い方を振り返りながら見ていきます。
夫(ricky)の場合
- いつでもどこでもネットを使う超ヘビーユーザー。
- 仕事中の外出時、休日外出時はテザリングしてPC利用もあり。
- 自宅と会社ではWi-Fi利用。
直近30日間のデータ通信量:7.2GB
月間データ通信量が7GBを超えているので、プランとしては「コミュニケーションフリープラン」or「MUSIC+プラン」になります。
MUSIC+プランにするかの決め手は、現時点では「LINE MUSICを使っているか」に尽きます。ぼくの場合は音楽ストリーミングサービスはAWA派なので、対象外となります。
今後、MUSIC+プランがAWAにも対応することがあれば、再検討できそうです。
次に通信容量ですが、いま7.2GB使っているので、「7GB」or「10GB」となりそうです。
ここでポイントとなるのが、カウントフリーとなるLINE、Twitter、Facebook、Instagramの使用量がどのくらいかということです。
調べてみたところ、これらのSNSで月2GBほど使っていました。
この2GBはカウントフリー対象分としていま使っている7.2GBから差し引くことができます。
つまり、LINEモバイルでのぼくの月間通信量は5.2GBとなります。
この時点で、「10GB」を選ぶ必要はなくなりました。「7GB」でもだいぶ余らせてしまいそうなので、ひとまず「5GB」で様子を見たいと思います。
万が一月末にデータ容量上限に達してしまったとしても、LINE、Twitter、Facebook、Instagramは速度制限がかからないので、基本的なコミュニケーションには支障はないという判断です。
(夫)選択プラン:コミュニケーションフリープラン 音声通話SIM 5GB
妻の場合
- 使うアプリはSNSメイン。あとはLINEマンガとマンガボックス。
- 外出中は子供がいるのであまりスマホはいじれない。
- 自宅ではWi-Fi利用
直近30日間のデータ通信量:1.8GB
現状でも2GBを超えない利用量なので、先ほどのパターンで考えるとLINEフリープランの1GBにしてもよいかなとも思いましたが、一旦余裕を持たせて3GBで様子を見ることにしました。
LINEモバイルには余ったデータ容量を友だちにプレゼントできるので、妻が余った分はぼくがもらおうと思います。
(妻)選択プラン:コミュニケーションフリープラン 音声通話SIM 3GB
義母の場合
- 娘とのLINEやり取りのみ。
- LINEだけできればよいので、データ通信専用SIMを契約
直近30日間のデータ通信量:0.3GB(※)
これはもう考えるまでもなくLINEフリープランで十分ですね!
(義母)選択プラン:LINEフリープラン データSIM
選んだプラン一覧
上記で選んだプランをまとめた結果がこちらです。通話料や留守番電話料金は据え置きにしています。
項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
コミュニケーションフリープラン 音声通話SIM 5GB(夫) | 1 | 2,220円 | 2,220円 |
コミュニケーションフリープラン 音声通話SIM 3GB(妻) | 1 | 1,690円 | 1,690円 |
LINEフリープラン(義母) | 1 | 500円 | 500円 |
通話料(夫+妻) | 1 | 870円 | 870円 |
留守番電話利用料(夫) | 1 | 300円 | 300円 |
ユニバーサルサービス料(夫+妻+義母) | 3 | 3円 | 9円 |
合計 | 5,589円 |
んー、、IIJmioよりも450円高くなってしまいました。
比較してみると、これまでは複数SIMの恩恵を受けていた義母のSIM利用料が500円加算された影響が大きいようです。その分を引けばLINEモバイルに変えた方が若干安くなりそうです。
まとめ
月額料金についてはそこまで大きな差は出なかったので、いまの我が家の使い方においては、費用面だけを考えるとわざわざIIJmioからLINEモバイルに変える必要も無さそうです。
ただ、基本料金以外のオプション料金や、通信速度、周辺サービスなどもプランを決める上では大事な要素になるので、今後そのあたりも比較していきたいと思います。